自毛植毛のショックロスって何?特徴と原因について徹底解説!

自毛植毛のショックロスって何?特徴と原因について徹底解説!

自毛植毛のショックロスとは?

single10-1

AGAクリニックの中には自毛植毛と言う治療法を導入しているところがあります。この自毛植毛では後頭部に生えている髪の毛を採取し、薄い部分に移植する手術が行われます。

この手術の後に抜け毛が増えることがあります。ショックロスでは移植した髪の毛が抜けるのではなく、既存の髪の毛が抜けるのが特徴です。

ショックロスについて知らないと手術失敗ではと不安になりますが、一時的に抜け毛が増えるだけでそのうち自然に治まります。ショックロスは手術後1か月から2か月ほど経った頃に起きる傾向があります。

早い人では10日後くらいから起きる場合もあり、ショックロスが起きる時期は個人差が大きいです。

自毛植毛の手術を受けた人の2割ほどで起き、3か月から4か月ほどの期間で抜け毛が増えます。その期間が過ぎれば抜け毛の量が元に戻ります。

ショックロスで抜けてしまった髪の毛はもう生えてこないのではなく、また毛周期によって生えてきます。手術失敗ではありませんので慌てなくても大丈夫です。

なぜショックロスが起きるのかその原因は諸説ありますが、手術の時に行う局所麻酔ではないかと言われています。その他にも移植した部分の頭皮で炎症が起こり頭皮の環境が悪くなること、移植した髪の毛に栄養と酸素を取られてしまうことも原因と言われており、まだハッキリしていないのが現状です。

ショックロスが起きやすい人は?

single10-2

ショックロスは男性よりも女性のほうが起きやすいです。その他にも薄い部分に高密度で移植するとショックロスが起きやすくなります。

一時的なものでそのうち戻るとは言っても、抜け毛の本数が多くなると薄い部分が目立つことがあります。自毛植毛の手術後に一番辛い思いをする時期になりますが、このショックロスは予防することが可能です。

主に予防に使用されているのがフィナステリドミノキシジルです。フィナステリドやミノキシジルはAGA治療に用いられている成分です。

フィナステリドには男性ホルモンに対抗し脱毛を予防する効果、ミノキシジルには血管を拡張し発毛を促進する効果があります。移植した髪の毛はAGAによって脱毛が進むことは殆ど無いです。

自然に生え変わりが進みますので移植した髪の毛が伸びてくればショックロスのせいで目立っていた薄い部分も目立たなくなっていきます。

髪の毛を採取する際にドクターが毛根に傷をつけてしまうと定着せずに抜けてしまうことがあります。ショックロスかどうか区別が難しいですが、これはドクターの技術力が原因です。

技術力の高いドクターから手術を受ければこの点については安心です。ショックロスに不安を感じすぎると、ストレス過剰になり血行不良によりかえって抜け毛が増えてしまう恐れがあります。

AGAクリニックで自毛植毛を受ける前にショックロスについて知っておくと、抜け毛が増えても気にせずに毎日を送れます。事前にドクターに質問しよく理解してから自毛植毛を受けると良いでしょう。

 

最近登録された新着のAGA対策コラム

すべてのコラムを見る