知っててよかった!シャンプーと抜け毛の関連性とは?
シャンプ―のし過ぎは逆効果!?
薄毛を気にしている人は、毛穴に皮脂などが溜まると抜け毛が増えてしまうと考えるあまり、一日に何度も頭を洗ったり、ゴシゴシと念入りに洗いすぎてしまう人もいるのではないでしょうか。
基本的に頭皮を清潔にすることはいいことなのですが、やり過ぎてしまうと、逆に抜け毛が増えてしまう可能性もあるのです。
風邪などでしばらくシャンプーができないと頭皮がベタついて気持ち悪かった経験は誰でもあると思いますが、頭皮からはこのように皮脂というものが分泌されます。
この皮脂の分泌が多すぎると、頭皮の老廃物と結び付いて角栓となり、毛穴が詰まってしまいます。毛穴が詰まると、健康的な髪の成長を妨げることになり、抜け毛が増えてしまう原因となるのです。
しかし、皮脂には頭皮を紫外線などから守る働きもあるので、皮脂が少なくなりすぎると、今度は足りない皮脂を補おうとする力が働き、皮脂の分泌量を増やしてしまいます。
そうすると結果的に、皮脂が過剰に分泌されてしまうのです。このようにシャンプーをし過ぎると頭皮の皮脂を取り過ぎてしまい、結果的に皮脂が過剰分泌されてしまい、毛穴を詰まらせてしまうことになり兼ねません。
毛穴の皮脂を取り除こうとする行為が、逆に皮脂を増やす行為に繋がってしまっているのです。これを繰り返していくと、結果的に薄毛になってしまう可能性があります。
シャンプーは過剰にしすぎないことが大切です。
抜け毛を増やしたくない!正しいシャンプーの仕方とは?
洗髪にも正しい洗髪の方法というものがあります。
まず、髪を洗う際のお湯の温度はあまり暑すぎないように注意しましょう。
シャンプーは原液を直接頭に付けずに、手で泡立ててから使用するようにしましょう。シャンプーする時は力を入れ過ぎたり、爪を立てないように注意しながら、指の腹を使ってマッサージするように気持ちよく洗うようにしましょう。
頭皮の血管は細いので、シャンプー時に頭皮をゴシゴシと強い力で擦ったりしてしまうと、頭皮の血管が炎症を起こしてしまう可能性があります。
そうすると頭皮の血行が悪くなり、毛根に十分な栄養が行き届かなくなってしまい薄毛の原因となります。頭皮をゴシゴシと擦ったりせず、力を入れ過ぎないように洗い、適度に皮脂を落とすことが重要なのです。
そして、シャンプーが終わると、頭髪や頭皮にすすぎ残しがないように、時間をかけて丁寧にすすぐことが大切です。その後タオルドライする時は、髪や頭皮をゴシゴシと擦らず、パンパンと叩くように水分を取り除きます。
中には自然乾燥をする人もいますが、髪や頭皮が濡れた状態が続くと雑菌が繁殖しやすいのでオススメできません。きちんとドライヤーで乾かしましょう。
このような正しいシャンプーを行っていても、抜け毛が治まらない場合はAGAの可能性があります。日頃から抜け毛が気になっている方は、AGAクリニックなどでカウンセリングを受けるのもひとつの方法です。
AGAは早期に治療を始めた方がより効果的であると言われています。AGAクリニックで専門医による適切な治療法のもと、治療を続けることで抜け毛が減り、健康的な髪の毛を保つことができるのです。