タイプ別AGA治療法まとめ

タイプ別AGA治療法まとめ

慢性的な薄毛や抜け毛には内服薬と外用薬を用いた治療

single02-1

クリニックでの治療が可能となったAGAの症状はいくつかに分類でき、これに応じて最適な治療法が医師から提案されます。(基本的な治療の工程)

現在、クリニックで提供されているAGAに用いられる治療方針は、大きく分けて2つの手法が導入されています。症状の状態に合わせてどちらかの治療法が別々に、或いは複合的な形で採用されるのが一般的です。中でも、薄毛や抜け毛などの症状がほぼ慢性的な形で継続して発現している場合に採用されるのが、内服薬と外用薬を用いた治療法です。

AGAの代表的な症状である抜け毛や薄毛は、頭皮内部にある毛母細胞と呼ばれる発毛作用を司る細胞の活動が低下、或いは停止していることによって発現しているので、毛母細胞の活動を促し、症状の改善に務める治療法がこれに当たります。

この毛母細胞の活動を促す為、毛母細胞への血行を促進する効果を持つミノキシジルという成分を含んだ外用薬を頭皮表面に塗布します。そして、フィナステリドという成分を含んだプロペシアという内服薬を用いて、AGAの症状を引き起こす原因と言われているジヒドロテストステロン(=DHT)というホルモンの分泌と働きを抑制します。これによって、それぞれの治療法の相乗効果をAGA由来の薄毛・抜け毛の両症状に対して与えます。

内服薬と外用薬の両方を用いた治療は、実際の治療効果の発現が比較的緩やかという特徴からあくまでも慢性的な薄毛や抜け毛などAGAのタイプに広く採用されていて、身体への負担が少なく、治療費の面でも外科的療法より負担が少ない点が利点です。

ただし、短期間に著しい薄毛や抜け毛を伴うような突発的或いは急性的なAGAの症状には、この治療法は効果が薄く、用いられていません。

急性的なAGAには外科的な療法を伴った治療が採用される場合も

single02-2

慢性的な症状に対する内服薬と外用薬を用いた穏やかな治療方法に対して行われているのが、外科的処置を伴った治療法です。

これは、以前から植毛治療などにも活用されてきた、身体の他の部位の皮膚を毛根ごと頭皮表面へと移植して行う「自毛植毛」という外科的治療をはじめ、AGAという症状の認知と共に新たに誕生した、毛髪の成長を著しく促す成長因子を豊富に含んだ栄養成分を頭皮内部に直接注入し発毛や育毛の効果を促す「メソセラピー療法」と呼ばれる治療法や、メソセラピー療法に更に発毛効果が高いHARGパウダーと呼ばれる成長因子を活用した「HARG療法」などが、これに該当します。

内服薬と外用薬を活用した治療法と比べ、注射や切開術などを用いた外科的療法が行われる分の身体的な負担が発生しますが、直接患部に対して改善効果が期待できる治療法で、より迅速な薄毛や抜け毛への対策が必要な重篤な症状に対して効果的な手法ですが、治療費の面でやや高額にです

最近登録された新着のAGA対策コラム

すべてのコラムを見る